Nucleic acid and Nucleobase(核酸・核酸塩基の分析)

(食品中の核酸分析のマシス)

 

 


 

Nucleic acid and Nucleobase

 

核酸は、リボ核酸 (RNA)とデオキシリボ核酸 (DNA)の総称で、塩基と糖、リン酸からなるヌクレオチドがホスホジエステル結合で連なった生体高分子である。糖の部分がリボースであるものがRNA、リボースの2'位の水酸基が水素基に置換された2-デオキシリボースであるものがDNAである。RNAは2'位が水酸基であるため、加水分解を受けることにより、DNAよりも反応性が高く、熱力学的に不安定である。糖の 1'位には塩基(核酸塩基)が結合している。さらに糖の 3'位と隣の糖の 5'位はリン酸エステル構造で結合しており、その結合が繰り返されて長い鎖状になる。転写や翻訳は 5'位から 3'位への方向へ進む。核酸塩基 (nucleobase) は、核酸 (DNA, RNA) を構成する塩基成分で、主なものにアデニン、グアニン、シトシン、チミン、ウラシルがあり、それぞれ A, G, C, T, U と略す。構造の骨格からプリン塩基 (A, G) とピリミジン塩基 (C, T, U) とに分けられる。

 

分析項目 備考

K値

K値(%)=(HxR+Hx)/(ATP+ADP+AMP+IMP+HxR+Hx)x100
ATP→アデノシン三リン酸
ADP→アデノシン二リン酸
AMP→アデノシン一リン酸
IMP→イノシン酸
HxR→イノシン
Hx→ヒポキサンチン

鮮度を数値化した「K値」魚の鮮度を上記のように見た目ではなく、数値で表わす場合によく用いられるのが「K値」です。
魚は死亡すると、魚自身が持っている酵素によって体内のたんぱく質などがどんどん分解されていきます。鮮度はこの分解が進むほど悪くなっていきます。
魚の筋肉の中にはエネルギー源として「アデノシン三リン酸(ATP)」という物質がありこれが「イノシン(HxR)」や「ヒポキサンチン(Hx)に分解され、蓄積されていきます。
なお、「イノシン酸(IMP)」は「うまみ」を増強する成分のひとつです。
「K値」は図1のように計算され、「%」で表されます。

鮮度は「K値」が小さいほど良く、大きくなるほど悪いと言えます。

イノシン

 

イノシン酸

イノシン酸(イノシンさん、inosinic acid)は、ヌクレオチド構造を持つ有機化合物の一種である。ヒポキサンチン(6-ヒドロキシプリン)と D-リボースとリン酸各1分子ずつで構成されたリボヌクレオチドで、イノシン 5'-リン酸、イノシン 5'-モノリン酸、イノシン一リン酸などとも呼ばれ、IMP と略記される。主に肉類の中に存在する天然化合物である。呈味性ヌクレオチドの1つであり、日本では鰹節に含まれるうま味成分のひとつとして語られることが多い。

カフェイン

 

グアニン

グアニン (guanine) は分子式が C5H5N5O の、核酸を構成する5種類の主な塩基のうちのひとつ。プリン塩基である。分子量は 151.13。グアニンから誘導されるヌクレオシドはグアノシン。

テオフィリン

強心 利尿作用

テオブロミン

強心 利尿作用

ヒポキサンチン

 

 


 

農薬パッケージ検査一覧

OP (食品限定残留農薬検査)

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B (残留農薬検査)

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VD&VD-light (残留動物用医薬品モニタリング検査)

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CW&MW (飲料水・ミネラルウォーターの残留農薬検査)

CWは、水質管理目標設定全項目をパッケージ化しています。MWは、ミネラルウォーターの残留農薬基準が設定されている全項目をパッケージ化しています。マシスだけのオリジナルサービス。

PetFood (ペットフードの残留農薬検査他)

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Feed (飼料の残留農薬検査)

農林水産省の飼料基準、管理基準で飼料毎に定められている項目を各飼料毎にパッケージ化しています。マシスだけのオリジナルサービス。

Soil (土壌の残留農薬検査)

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