Metal(金属・イオンの分析)
金属は、展性、塑性(延性)に富み機械工作が可能な、電気および熱の良導体であり、金属光沢という特有の光沢を持つ物質の総称である。水銀を例外として常温・常圧状態では透明ではない固体となり、液化状態でも良導体性と光沢性は維持される。
単体で金属の性質を持つ元素を「金属元素」と呼び、金属内部の原子同士は金属結合という陽イオンが自由電子を媒介とする金属結晶状態にある。周期表において、ホウ素、ケイ素、ヒ素、テルル、アスタチン(これらは半金属と呼ばれる)を結ぶ斜めの線より左に位置する元素が金属元素に当たる。異なる金属同士の混合物である合金、ある種の非金属を含む相でも金属様性質を示すものは金属に含まれる。化学的性質による分類
* 典型金属:(アルカリ金属:Li、Na、K、Rb、Cs。アルカリ土類金属:Ca、Sr、Ba、Ra)
* マグネシウム族元素:Be、Mg、Zn、Cd、Hg
* アルミニウム族元素:Al、Ga、In
* 希土類元素:Y、La、Ce、Pr、Nd、Sm、Eu
* スズ族元素:Ti、Zr、Sn、Hf、Pb、Th
* 鉄族元素:Fe、Co、Ni
* 土酸元素:V、Nb、Ta
* クロム族元素:Cr、Mo、W、U
* マンガン族元素:Mn、Re
* 貴金属(銅族、貨幣金属):Cu、Ag、Au
* 白金族元素:Ru、Rh、Pd、Os、Ir、Pt。
* 天然放射性元素:UおよびThを母体とする放射能壊変産物。U、Th、Ra、Rn、アクチノイド 。
* 超ウラン元素:Np、Pu、Am、Cm、Bk、Cf、Es、Fm、Md、No等、ウラン以降の元素。人体への影響
一部の金属は人体に強い毒性を持ち、必須、微量元素に当たる金属の中には過剰摂取で中毒症状を起こすものもある。公害の原因となったカドミウム(イタイイタイ病)、水銀(水俣病)や、グレアム・ヤング事件で使われたタリウムなどが知られる。江上不二夫は、このような元素類は海水中に含まれる濃度が低い点を指摘し、人類に繋がる生物が海中で発生した際に接触する機会がほとんど無く、進化の過程で解毒機構を獲得しなかったものと考察している。金属が生体に接触してアレルギー反応を示すことがあり、これは金属アレルギーと呼ばれIV型(遅延型)に分類される。金属そのものは抗原性を示さないがアレルゲンとなり、溶出した金属イオンが蛋白質と結合して抗原となる。
分析項目 | 備考 |
硫黄(二酸化硫黄として) |
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アルミニウム |
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亜鉛 |
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カドミウム |
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カリウム |
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カルシウム |
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クロム(総クロム) |
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クロム(六価) |
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ケイ素(SiO2 二酸化ケイ素として) |
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ゲルマニウム |
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重金属(Pbとして) |
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水銀 |
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スズ(SATP法) |
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スズ(原子吸光光度法) |
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セレン |
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総金属(強熱残渣) |
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鉄 |
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銅 |
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ナトリウム |
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鉛 |
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ニッケル |
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ヒ素 |
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ヒ素(As2O3として) |
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フッ素 |
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ホウ素 |
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マグネシウム |
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マンガン |
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ヨウ素 |
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リン |
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亜硝酸イオン(亜硝酸態窒素) |
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硝酸イオン(硝酸態窒素) |
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